*電話による被害
ある日突然掛かってきた電話に対応しているうちに、悪質商法の被害に遭ってしまう……。
「デート商法」と呼ばれる悪質商法によって、多くの若者が必要でない高額商品(宝石や絵画、パソコンなど)を購入してしまい、長期のローン支払いに苦しんでいる。
どこに相談していいかすら分からず、途方に暮れている人も多いと聞く。

電話による悪質な被害といえば、
「振り込め詐欺」
いわゆる
「おれおれ詐欺」
等がある。
これこそ電話一本で数十万円から数百万円、ときには数千万円という金額をも振り込ませてしまうという「電話による悪質行為」の最たるものだ。

振り込め詐欺の被害者は、中高年から高齢者に多い。

振り込め詐欺の場合、孫や息子、身内は登場せず警察官や弁護士などが登場し、さまざまなシチュエーションで「芝居」を展開する。
交通事故や仕事上のミスなど、バリエーションに富んだ状況を訴え、その事実を表沙汰にしないために金を振り込め、というものだ。
手が込んでいる分振り込ませる金額も大きく、短時間に高額金を奪い取る。

しかし、電話による被害でもデート商法の場合、内容や経緯・金額等が異なる。
若者を対象としたデート商法の特徴として、まず優しい異性からのアプローチがある。
セールスとは無関係を装い、親しげに話し掛けてくる異性の巧みな話術に心を許し、デートの約束を取り付けてしまう。

最初の電話では、相手がどこの誰かも分からないのに会話が進み、やがて数度電話を繰り返すことにより、何の疑いもなく相手と話すようになってしまう。

振り込め詐欺も、相手が名乗っただけで顔も見ていないのに、言うことを信じてしまうことから被害が始まる。
最初に衝撃的な内容を突き付けることによって「フォルスメモリー(間違った記憶)」が植えつけられる。
そのため、後は何を言われようが内容がおかしかろうが信じてしまい、結果多額の金を振り込むまでに至ってしまう。
短時間に高額の金を自ら振り込んでしまうよう、心理的に操作されてしまうんだ。

相手は言葉巧みに詐欺を働くプロ。
少しでも怪しいと思ったら、自分の意思をしっかりと持ち、騙されないことが大切だ。
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